「認知症対応型通所介護」の事をきらめきでは『お里の家』という名前で呼んでいます。
認知症になられた重度の方でも可能な限りご自宅で自立した生活を送る事ができるように日常生活上の支援や日常生活機能訓練などを行い心身機能の維持回復だけでなく自宅にこもりがちな利用者様の社会的孤立の解消やご家族様の介護負担軽減を目的としています。
認知症の症状によって物忘れが始まり、今まで出来ていたことが出来なくなったり、トイレの場所や自分のいる場所までもわからなくなっていきます。その戸惑いや不安から行動範囲の制限もみられるようになります。人格までも優しかった方が怒りっぽくなったり変化が見られます。
その方の生活の背景や性格を御家族様や本人様に会話の中から引き出し、生活の中の動きを活かした習慣化プログラムを実施しています。
プログラムの中では、役割=生きがいに繋げる個別ケアに心掛けています。
家族の為に尽くした・・・あの頃のように今も『お里の家』で生涯現役を目指しています!
家事活動や趣味の活動で脳の活性化を図っています。習慣となれば自然と体が反応して出来なかったことも出来るようになっています。
季節を感じながら楽しく、そして一歩でも自分で歩きたい!山や海に綺麗な花を見ながら歩行訓練、下肢運動となり、心身共にリフレッシュと自発的意欲が期待されます。
『お里の家』のこだわりは・・・御利用者様との会話の中で「今日は、海に行きたいね~」の言葉に天気が良ければ、即実行するほど活動が多いです。
お里の家きらめき 養福寺は、地域密着型デイサービスとして活発な地域活動参加を通して地域住民と交流を図り、御利用者様の社会参加をサポートしています。
運動会や文化祭への参加で御利用者様も活躍できる地域!地域で「安心安全に暮らせる町づくり」を連携しながら目指しています。H27年10月に第1回行方不明捜索模擬訓練実施しました。地域で認知症を考えるきっかけとなり勉強会の開催や捜索訓練の継続に繋がっています。
地域春のフェスタでは、毎年きらめき恒例の「きらめきカレー」に絶賛の声が・・・
地域文化祭では、御利用者様と一緒に心を込めて作った『養福寺味噌』の販売をしております。
年に一度しか手に入らない幻の味噌は、毎年完売します!
今では、地域の方も一緒に味噌を作るようになっています。